鉄スクラップのグレードって?身近な例で解説!
鉄スクラップ(鉄くず)と一言で言っても、実はスクラップ業界では細かく“グレード”に分けられています。
このグレードによって流通先や価格が変わることがあります。
今回は、鉄スクラップのグレードを身近な例とあわせてご紹介しますね。
宜しくお願いします!
HS(ヘビーソリッド)
HSは厚みのあるしっかりした鉄スクラップです。
6mm以上の厚い鋼材や鉄骨が目安になります。重量感があります。
身近なHSの例

- 建物の太い鉄骨
- 厚い鉄板
- 古い門扉やフェンスの柱
H2(ヘビー2号)
H2は、最もよく出る代表的な鉄スクラップです。
厚さ3mm以上の鉄板や鉄骨が目安で、解体工事や家庭からの持ち込みでもよく見かけます。
身近なH2の例

- 自転車のフレーム
- 物干し竿
- 鉄パイプ
- ドラム缶や薄い鉄板
一般家庭から出てくる鉄くずの大半は、このH2に分類されそうですね。
プレスくず
プレスくずは、鋼板製品をプレス機で直方体状に圧縮加工したものです。
身近なプレスくずの例

- 自動車をプレスしたもの
- 飲料缶をプレスしたもの
シュレッダーくず
シュレッダーくずは、自動車や家電を大型の破砕機で細かく砕いた鉄スクラップです。
小さな鉄片が集まっていて、均一に見えますが、銅やアルミ、プラスチックなどが混じることもあります。
身近なシュレッダーくずの例

- 廃車を粉々にしたあとの鉄片
- リサイクル工場から出る鉄くず
その他よくある鉄スクラップ
新断(しんだち)

鉄板を加工したときに出る新品の端材。きれいで異物が少なく、高品質。
ダライ粉(=切粉)

旋盤加工などで出る細かい削りカス。スプリング状や粉状になっている。
鉄スクラップの処分の際は、どのグレードにあたるか確認してみるといいですね!
新入社員の今日のメモ
■鉄スクラップにもグレードが存在する!
■グレードによって買取価格が変わり、基本的には肉厚があるしっかりとした鉄が高く、薄い鉄や不純物が多い鉄は価格が下がる!

