【スクラップ用語】丹入(たんにゅう)とは?
篠原社長。先ほど、金属を持ちながら「たんにゅう」と言っていましたが、一体何のことですか?
もしかしたら、あまり一般的には知られていない用語かもしれませんね。今日は「丹入(たんにゅう)」について解説しましょうか。
丹入(たんにゅう)とは
丹入(たんにゅう)とは、亜鉛とアルミによる合金です。バルブやドアレバー、メダルなんかにも使用されていますよ。メッキや塗装がされているケースが多いですね。

聞いたこともなかったですし、漢字も想像できませんでした...丹入、覚えておきます。
ちなみに、メッキや塗装がされてしまうと、何の金属か見極めることは難しいのではないですか?
その通りです。なので、そういった場合は表面を削って色を見てみます。
削りすぎると重量が減ってしまい、買取価格が下がってしまうので、注意が必要です!
また、実は丹入は、本来の見た目はアルミに似ていますが、アルミよりも3倍ほど重いのです。
なので持ってみればアルミか、丹入かの区別はできますよ。
目視だけで判断は難しいから、削ったり、手に持ったりするのですね。
そんな丹入は、高く買い取ってもらえるものなのでしょうか?
亜鉛・アルミは、非鉄金属の買取価格の中では低い部類になります。
そのため、丹入も高価買取は難しいですが...スクラップ屋では「塵も積もれば山となる」とよく言います。
1kg~買取ができますので、溜まりましたらぜひお持ち込みくださいね!
また一つ勉強になりました!ありがとうございました。
新入社員の今日のメモ
■丹入(たんにゅう)とは、亜鉛とアルミによる合金!
■金属を目視だけで区別するのは難しい!削って表面を見たり、手に持ったりして判断する!